*民生費* 生活保護、支給額の明細表示を重ねて求める
10月からの保護費改定に関わるシステム改修費が計上されましたが、かねてから、受給者にもケースワーカーにもわかりやすい保護費の書面表示を求め「システム改修時に検討」と、市は答えていました。
播磨和宏議員は、今回の改修時に行われるのかを質問したところ、市は「今回は限定的で、表示の改修にはならない」と答弁。「いつ取りかかるのか」との再質問には、「国が今標準化の作業を進めており、参考様式が来てから検討する」と答弁しました。
播磨氏は「参考様式が来てからでは間に合わない。今から要望を伝え、わかりやすい表示ができるよう国にも要請を」と求めました。
*農林水産業費* 飼料代高騰支援と液肥の活用を
飼料代の高騰で、十勝でも酪農家の4%が廃業していると報道されています。市から国の支援策に3,000円の上乗せを行う提案があり、播磨氏は「他自治体では1トンあたりではなく1頭あたりの支援も。差は生じないのか」と質問。市は「一概に比較は難しいが、1頭あたりに換算しても3,000円程度になるため、一定程度同様の支援にはつながる」と答弁しました。また液肥の実証実験について、結果の検証と十勝管内の自治体での先進事例の活用について質問したところ、「小麦では収量、品質とも優れた結果となり一定の効果があった。今年は更に品種を増やし検討する。また、振興局で情報を集約しており、各地の取り組みを共有している」と答弁がありました。