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2016年9月7日水曜日

台風7号が十勝を直撃 収穫目前の農作物・酪農に甚大な被害

 台風の被害にあわれたみなさん、ご家族や関係者のみなさんに心からのお見舞いを申し上げます。災害からの復旧・復興のために昼夜を分かたず尽力されている自治体首長をはじめ職員のみなさん、関係各位のみなさんに敬意を表します。
 日本共産党北海道委員会は、畠山和也衆議院議員を本部長に、台風被害対策本部を設置し、被害に見舞われた市区町村・地域に入って被害状況の調査、首長や自治体職員、住民のみなさんから、意見・要望などをお聞きし、北海道・国の関係する省庁・機関に要請しています。ご意見・ご要望などございましたら、党十勝地区委員会もしくは、お住まいの地域の党議員、党事務所にご連絡ください。
 日本共産党は、台風被害からの一日も早い復旧・復興とともに、安心して暮らせるまちづくりのために、これからも全力を尽くしていきます。

日本共産党十勝地区委員会



<台風7号被害状況と調査>

 2016年8月16日からの大雨(台風7号による影響を含む)による被害状況を、同月19日に、畠山和也衆議院議員、佐々木とし子党十勝道政事務所長らが調査



鹿柵設置の緊急財源措置を ~本別町~

①本別町の被害状況と要望

 町内の東本別地域(通称 本別沢)に、豆などを作付けしている4戸の農家があります。近くの山が崩れて、土砂と倒木が大豆畑に流入し、収穫目前の豆が泥の下に埋まってしまいました。同時に、鹿の防護柵も倒壊したことにより、

 町や被害にあった農家の方などは、土砂流入被害を免れた畑への鹿による「食害」を心配し、防護柵設置の緊急財源措置を求める要望が寄せられました。

(写真:土砂が流入した大豆畑)





 現地調査を終えて国会に戻った日本共産党の畠山和也衆議院議員は、現地の状況と要望を関係省庁に報告。「鹿の防護柵設置のための予算を余している他の市町村があれば、その分を、市町村をまたがって使っても構わない」との回答を得ました。



災害時の連携、河川改修計画の再検討を ~足寄町~

②足寄町の被害状況と要望
 利別川と足寄川の合流地点で、利別川の増水により足寄川の流れが止まり、堤防を越えて氾濫。周辺の旭町地区に水が流れ込み、45戸(床上30戸 床下15戸)の住宅が被害を受けました。この地域では、1998年と2001年にも同様の水害に見舞われており、この間に下流の方から河川改修を施していたそうです。
 利別川は、陸別町-足寄町-本別町-池田町を流れており、流域の本別町には電源開発が管理する「仙美里(せんびり)ダム」があります。町は、川の氾濫を防ぐために、ポンプによる水のくみ上げをおこなうとともに、電源開発に対して、下流域にあるダムの放水も要請していました。
 災害時における自治体・道・国と電源開発との連携のあり方、河川改修計画の再検討を望む声が寄せられました。

(写真:足寄町役場での被害状況を聞く)




牛を心配しての眠れぬ夜… 

 町内で酪農を営む方(乳牛90頭余を飼育)は、1~2日間の停電のために搾乳ができなくなったことによる牛の乳房炎を心配し、眠れぬ夜を過ごしたそうです。すでに搾乳していた牛乳を冷やしておくこともできなかったために、細菌検査を受けてからの出荷となったそうです。
 今回のことを機に、発電機を購入したそうですが、使い勝手の良い「購入補助制度」の創設を求めていました。

(写真:酪農家から要望を聞く)




このようなときこそ、政治の力が必要

 畠山和也衆議院議員は「被災者や町の要望をしっかりと国政の場に届け、実現の後押しができるよう力を尽くします」と、応じました。さらに、党北海道議員団は8月22日、北海道に対して緊急要望書を提出。被害実態を把握し、被災者と自治体の要望をよく聞いて早急に財政支援などをおこなうよう求めました。道への要望書提出には、佐々木とし子党十勝道政事務所長も参加しました。





 8月30日深夜から31日早朝にかけて台風10号が、再度、日本列島を直撃。北海道・東北を中心に甚大な被害が出ました。十勝では、芽室町、新得町、清水町、大樹町などで犠牲者も出る大きな被害となりました。
 日本共産党の紙智子参議院議員、畠山和也衆議院議員らが9月2日、現地に入り被害状況を調査し、要望などをお聞きしました。その際の内容は、数日中に追って掲載します。